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院長のひとりごと

院長のひとりごと...昨日、今日、明日

2006/06/03

おしゃぶり
指しゃぶりとはちがいますが今回は「おしゃぶり」の話です。
おしゃぶりも指しゃぶりと似たような弊害があります。そのことについての、ちょっと驚いた記事をみつけましたので以前にあった記事も参考にご覧ください。
 
「おしゃぶりであご変形」 母子がコンビに賠償提訴
おしゃぶりを3歳まで使い続け、あごが変形するなど深刻な障害が残ったとして、横浜市の少女(6つ)と母親が31日、おしゃぶりを販売した大手ベビー用品会社コンビ(東京)に約1000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
訴状によると、おしゃぶりはドイツのメーカーが開発し、コンビが輸入した。少女は生後2カ月ごろから1歳まで1日約15時間使用。その後も3歳10カ月で歯科医に止めるよう言われるまで、就寝中に使った結果、あごが変形したほか、歯並びが悪くなった。
歯並びは矯正治療で改善したが、「受け口」や舌足らずな発音、口でしか呼吸しないなどの症状が残ったという。
完全に治すには、今後13年間かかるとして、治療費などに相当する賠償を求めた。
(共同通信) -H18年 5月31日19時30分更新
 
おしゃぶり1歳過ぎたら注意…歯並び、発語に影響
赤ちゃんを泣きやませるためにおしゃぶりを使うお母さんが増えているが、小児歯科医などで作る委員会が、歯並びなどに影響を与える恐れがあるとして、常用しない方がいいとする見解を公表した。
見解をまとめたのは日本小児科学会や日本小児歯科学会の会員らで作る「小児科と小児歯科の保健検討委員会」(代表=前川喜平・東京慈恵医大名誉教授)。

年齢とかみ合わせの調査では、常用している子どもは、使用しない子どもに比べ、前歯の上と下が開いてしまう「開咬(かいこう)」が現れる率が高い。乳歯が生えそろう2歳半以降も使用すると、かみ合わせの問題も残るという。
また、親が泣きやませる手段として習慣的に使っている状況があるため、「子どもがなぜ泣いているか親が考えなくなる」「子どもの発語の機会が減る」など、親子の大切なコミュニケーションを阻害しかねないと指摘する。
このため
〈1〉言葉を覚える1歳を過ぎたら常用しないようにする 〈2〉遅くとも2歳半までに使用を中止する 〈3〉おしゃぶりを使用している間も、声をかけたり一緒に遊んだりして子どもとふれあう〈4〉4歳以降もおしゃぶりが取れない場合は、情緒的な面を考慮して小児科医に相談する――との見解をまとめた。

一方、簡単に泣きやむ、静かになる、母親の育児ストレスを軽減する――などの利点も認めている。
大手育児用品メーカーの調査では、乳幼児がいる家庭のおしゃぶり所有率は2000年の55%から、2003年の71%にアップしている。同委員会副代表の高木裕三・東京医科歯科大大学院教授は「おしゃぶりは鼻呼吸やあごの発達を促進する効果があるなどといわれるが、医学的な根拠は確かめられていない。使い方に注意を」と話している。
(読売新聞) -H18年2月28日14時51分更新
 
今後の訴訟の結果も気になります。
 






 
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