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院長のひとりごと

院長のひとりごと...昨日、今日、明日

2013/04/04

食後に歯を磨いても虫歯予防にはならない
食後3分以内に3分間、歯を磨こう」ウン十年にわたって守ってきたのですが、「虫歯予防として、あまり意味がない」そうです。
 
■食後に歯を磨いても虫歯予防にはならない
それは『3・3・3運動』といって、歯を磨く動機づけにはなりますが、虫歯をつくらないという意味ではありません
虫歯の原因は、口の中にいるストレプトコッカス・ミュータンス菌と言い 歯に付着した糖分を餌にし、歯の表面にねばねばした物質をつくり出し、増殖して『かたまり』を形成します。
『歯垢(プラーク)』から産出される酸によって歯のエナメル質が溶けると、虫歯になります。
食事をすると、口の中の細菌をいっしょに食べてしまいます。そんなときに歯を磨いても、虫歯予防にはなりません。
食後の口の中のニオイが気になる、口の中をさっぱりさせたいなどで歯を磨く人は多いようですが、水でのうがいでいいのです。
歯と歯の間にすき間があって食べ物がはさまる場合は、歯間ブラシ除いておいてください。
 
■ 起床時と、寝る前に磨こう
朝食の前に磨いてください。起床時には、口の中がねばねばしているでしょう。これが口の衛生状態良くないのです。虫歯、口臭、歯周病の原因は、このねばねばです。起きたらすぐに歯を磨いて、これを取り除いてください。
虫歯菌は、夜寝ている間に、歯に着いている糖分を餌にしてどんどん増殖していきます。そして、その増殖した菌によって生み出される「酸」が歯の表面を溶かしていくのです。
つまり、虫歯は夜につくられると考えてよいのです。
もう一つ、虫歯を予防するのは、唾液(だえき)です。唾液(だえき)には食べ物を消化する役割がありますが、同時に、細菌を殺して口の中を清潔に保つ役割も担っています。小さなケガなら、ツバをつけたら痛みや傷が癒えるでしょう。これは唾液(だえき)の殺菌力の効果です。
寝ている間は口の中で唾液(だえき)が減少するため、唾液(だえき)による殺菌力が弱まり、虫歯菌が活動しやすくなります
つまり、虫歯予防のためには、起床時と寝る前に歯を磨くのが一番効果的なのです」
 
■唾液(だえき)が一番の虫歯予防薬
口の中で、ねばねばと唾液(だえき)はいつも闘っています。
唾液(だえき)出ていると、ねばねばを洗い流してくれて、口の中はさらさらでいることができます。
赤ちゃんは唾液(だえき)がいっぱい出ていますね。体に入ってくる細菌を唾液(だえき)で防ごうとしているんです。加齢とともに唾液(だえき)は減りますが、若い人でも、緊張感が高いときやストレスがあるときには唾液(だえき)は出にくくなります。
口の中が乾いているな、唾液(だえき)が出ていないなと思えば、ガムをかむ、梅干しを食べる、またあごを動かしたりして唾液(だえき)が出るようにしてください。リラックスすることも大切。
 
 





 
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