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治 療 例
開咬の治療 2
舌側ブラケットによる矯正治療
口唇口蓋裂の治療
開咬の治療 2 矯正治療によるアプローチ(永久歯列)
開咬の治療は矯正治療の中で、難易度の高い症例が多く見られ、特に術後の安定性が問題とされます。骨格因子と習癖等の不正咬合発現の原因に対するアプローチが困難なことが理由として挙げられます。
ここでは、永久歯列からフルブラケット装置により矯正治療した症例を提示します。
開咬では上下の顎の噛み合わせ面の傾きの違いがあることが認められますので、上下顎片側、又は両側の咬合平面傾斜をかえる事で治療を行います。
そのため下記のような方法がとられます。
1.
小臼歯の抜歯による方法(凸凹の存在も考慮)CASE 4
2.
最後臼歯の抜歯による方法 (下顎智歯、上顎最後臼歯)
3.
外科的に咬合平面の傾斜をかえる方法 CASE 5
近年、成人患者においては顔貌の改善を求める事もあり相談のうえ、外科的アプローチを選択する事が多くなりました。
また、顎口腔機能診断施設では、外科矯正は矯正治療・外科手術ともに保険診療となっており、患者の経済的負担は軽減されています。
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