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院長のひとりごと．．．昨日、今日、明日

2004/10/30

私が矯正歯科医になったのは．．．

下の写真の歯形は、私が小学生の時のものです。　実は私も小学生の時に矯正治療を受けたのです。 私、高宮生まれの春吉育ちですが、永久歯前歯が生えてきたとき、歯並びの悪さを気にした母が、西中洲の浦歯科医院の先生に相談に行きました。 浦先生は当時（昭和30年代半ば）九州歯科大学矯正歯科の横田教授の主催される最新の矯正治療の勉強会に参加されていたのですが、その会場が天神の済生会病院と近かったため、私はよく勉強会に参加される先生たちの教材として熱心な先生がたに取り囲まれて治療をうけたことを覚えています。 治療は小学生の間ずっと続きましたので、矯正治療を身近なものと感じ、いつの日か自分もこの仕事をと思い始めていたようです。 写真の模型は私が歯科医になったことを病床の浦先生にご報告に行ったときいただいたものです。私の治療のことを忘れず模型を保管していてくれた先生の暖かい思いが一番のきっかけかもしれません。