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院長のひとりごと．．．昨日、今日、明日

2004/12/07

福岡歯科大学学会総会で口演発表をしました．．．12/5（日）

福岡歯科大学は、学内で行う学会の発表、研究の場を関係者以外の福岡市歯科医師会会員にも、広く門戸を開いてくれています。　ありがたいことです。 私たち矯正歯科専門開業医は、自分の治療成績の発表を、矯正歯科関係の学会以外に行う機会がなかなかでありませんので、歯科のいろいろな分野（歯槽膿漏や入れ歯など）の、大学の専門の研究者や、先生方、世代を超えたいろいろな先生と討論の機会を得ることができ、とても有意義な経験となりました。 今回は、「熟年患者の矯正治療を経験して」と題して発表しました。 内容は、矯正治適応年齢を超えた思われる治療開始年齢　60歳6ヶ月（現在治療後11年目73歳）、44歳2ヶ月（現在治療後5年目53歳）、55歳5ヶ月（現在治療後13年目70歳）の方々の、矯正治療、治療後の経過、治療後の定期健診の必要性と価値についてです。 50歳、60歳の方が矯正治療後にホワイトニングを受けられ、白くてきれいな歯並びを手に入れられて、70歳まで定期健診に通われています。 ただ、治療後10年以上たって検証するからこその反省点もあり、今後の治療に生かしていかなければと気持ちを新たにしています。