福岡市の矯正歯科ホワイトニング小児歯科なら福岡市南区大橋の今村矯正歯科クリニック

福岡市南区の矯正歯科

  TOP BACK
院長のひとりごと

院長のひとりごと...昨日、今日、明日

2006/05/10

指しゃぶりをするのはなぜ その4
福岡市南区今村矯正歯科クリニック
6歳の女の子
福岡市南区今村矯正歯科クリニック
指に出来たタコ
今回は指しゃぶりの悪影響を説明します。
歯科医にとって指しゃぶりの最大の悪影響は噛み合せの異常が誘発されることです。
持続的な指の圧力で歯の移動や歯が植わっている骨も含めた変形が起こり、特に上の前歯が突き出してくる上顎前突や、上下の歯がかみ合わない開咬(かいこう)が起こります。そのことのため、三歳児歯科健診では指しゃぶりをやめるように指導されていますが、一般的には、指しゃぶりによって出来た開咬は指しゃぶりがおさまるにつれて本来のかみ合わせになるのが見られることも多くあります。
ただ、指しゃぶりの仕方、頻度、持続時間によっては変形が強く影響が残るお子さんをみることがあります、また舌の位置や動かし方の異常が見られる場合は、指しゃぶりであいた上下の歯の間に舌を突出する癖が生じてかみ合わせの異常を増大させ、咀嚼・嚥下・発音といったいわゆる口がもつ役目の発達に悪影響が出ます。
4歳ぐらいの時点で上下の奥歯で噛んだとき乳歯の前歯に指1本分のすき間がある場合は歯科医に相談されることをお勧めします。
基本的には、「大人の歯が生えてもしゃぶっていると前歯が出ちゃうからね」とコミュニケーションをとりながら子供の成長を見守ることが大事です。
ただ、永久歯が生える時期までタコが出来るほど続く場合とわかりにくいのですが舌の動きの異常が誘発された場合は、写真のように新しく生えてきた永久歯前歯に大きな変形や位置の異常を生じますので治療の対象となってきます。






 
福岡市南区大橋 1-8-18 西鉄大橋駅西口そば 今村矯正歯科クリニック福岡市南区大橋 今村矯正歯科クリニック
福岡市南区大橋今村矯正歯科クリニック